弁護士・税理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士の事務所さま向け
ホームページはあるのに、相談が増えない——その原因は、たいてい見た目ではありません。検索で見つけてもらえる構造と、相談までの導線にあります。私たちは士業に特化して、「見つかる・選ばれる・相談につながる」までを設計します。公開後は、自分たちで更新できる状態を目指してお引き渡しします。
最終更新:2026年7月28日
「ホームページを作り直せば相談が増えるのではないか」というご相談をよくいただきます。ただ、作り直す前に見ておいたほうがよいことがあります。同じ事務所が運営していても、サイトの構造次第で相談の入りやすさは大きく変わるからです。以下では、訪問した人のうち問い合わせに至った割合をCVR(成果率)と表記します。
実例
同じ事務所が運営する2サイトで、相談に至る率が約7倍違った
離婚分野のサイトはCVR約0.9%、相続分野のサイトは約0.1%で、実測値どうしの比にすると約7倍の差がありました。どちらも同じ事務所が運営しています。差を作っていたのは流入量ではありません。どの入口から入った人が、どのページを経由して相談に進むかというサイトの構造でした。
こんなお悩みはありませんか
ホームページはあるのに、思うように相談につながっていない。士業の先生方から、私たちがよく伺うお悩みです。多くの場合、原因はサイトの構造と導線の側にあります。
ホームページはあるが、何年も問い合わせが増えていない
公開した当時のまま、何年も更新されていないホームページは少なくありません。情報が古いままだと、訪れた方は「今も活動しているのだろうか」と不安になり、検索エンジンからの評価も少しずつ下がっていきます。見た目はきれいでも、検索結果に出てこなければ存在しないのと同じです。問い合わせが増えないサイトには、たいてい「見つけてもらえていない」「見つけても選ぶ理由が伝わっていない」のどちらか、あるいは両方が起きています。
制作会社に頼んだが、納品後に更新も改善もされず放置されている
「立派なサイトはできたが、その後どうしてよいか分からない」という声も多く伺います。専門の制作会社に依頼したものの、納品後は更新の方法が分からず、ちょっとした文言の修正にも費用と時間がかかる。結果として、せっかくのホームページが何年も止まったままになってしまうケースです。制作の時点で「公開後にどう運用するか」が設計に含まれていない場合に、起こりやすい状態です。
同業の事務所と何が違うのか、サイト上で伝わっていない
士業は、外から見ると「どこも同じ」に見えやすい仕事です。実際には、得意分野も、対応できる規模も、相談のしやすさも事務所ごとに大きく違います。ところが多くのホームページは「誠実に対応します」「お気軽にご相談ください」といった、どの事務所にも当てはまる言葉で埋まってしまっています。何の専門家で、どんな相談に強く、依頼するとどうなるのか。それがサイト上で伝わっていなければ、訪れた方は比較のしようがなく、結局は知名度や価格で選ばれてしまいます。
「相談につながるか」を分ける、3つの設計
私たちがホームページ制作をどう位置づけているかを、先にお伝えします。ホームページは、相談につなげるための設計図だと考えています。相談につながるかどうかは、公開後の施策よりも公開前の設計に大きく左右される、というのが実務上の見方です。
① 見つかる設計 — 探している人に見つけてもらう
どれだけ内容の良いホームページでも、検索結果に出てこなければ読まれません。「税理士 相続 ◯◯市」「離婚 弁護士 ◯◯」のように、相談したい人が実際に検索する言葉を起点に、ページの構成・タイトル・ページ同士をつなぐ内部リンク・構造化データ(検索エンジンにページの意味を伝えるための注釈)までを設計します。トップページだけでなく、業種・分野ごとのページを検索意図に沿って用意し、コラムなどの情報発信と連携させることで、入口を増やしていきます。検索対策は制作の最初の設計に組み込みます。公開後に足す施策としては扱いません。
公開後に続けていく検索対策そのものについては、弁護士事務所のSEO対策・税理士事務所のSEO対策・司法書士事務所のSEO対策で業種ごとに解説しています。
② 選ばれる設計 — 「この事務所に頼みたい」と思ってもらう
制作の段階で決まるのは、専門性と実績を「構造として持たせておけるか」です。何を専門とし、どんな実績があり、誰が対応するのか。これらを後から記事で積み上げるのではなく、サイトの骨格の側に置いておく。検索エンジンも近年は「誰が書いた、どんな経験に基づく情報か」を重視しており、Googleも有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成として同趣旨の考え方を公開しています。私たちは、先生方の強みや取り扱い分野、これまでの経験を、訪れた方にも検索エンジンにも伝わる形に整理したうえで実装します。
③ 相談につながる設計 — 迷わせず、相談まで運ぶ
「見つけてもらう」「選んでもらう」の先にあるのが、実際の問い合わせです。ここでつまずくサイトは驚くほど多くあります。相談ボタンが見つけにくい、何を相談すればよいか分からない、といった小さな引っかかりが、相談の一歩手前で訪問者を離脱させます。
ただしフォームについては、Webの定石である「入力項目は少ないほど良い」が士業では逆転することがあります。面談希望日や相談内容の選択肢をあえて足したほうが、その後の面談まで進む割合が上がる場合があります。判断の基準は項目数そのものではなく、相談者が次に何をすればよいか分かるかどうかです。私たちは、相談者が迷わず面談まで進める形でフォームと導線を設計します。
制作するサイトに含まれるもの
「ホームページ制作」と一口に言っても、含まれる範囲は会社によって大きく異なります。私たちが制作するサイトには、相談獲得と運用に必要な要素を最初から含めています。
ページ構成
士業のサイトで必要になるのは、次の8つです。
- 業務内容 何を頼めるかを、相談者の悩みを主語にして書く
- 解決事例 どんな相談がどう解決したかを、条件つきで示す
- 料金体系 相談前の不安を減らす。あいまいにしない
- 専門家紹介 誰が対応するのかを、経歴と得意分野まで
- 事務所概要・アクセス 実在と通いやすさの確認先
- よくある質問 相談前につまずく点を先回りで潰す
- お問い合わせフォーム 相談動機ごとに入口を分ける
- お知らせ・コラム 更新されている事務所だと分かる
「どのページが、誰の、どの段階の相談を受け止めるか」を1ページずつ決めていきます。テンプレートに情報を流し込む作り方はしません。
実務では、トップページは最初に見られるページではありません。検索から入った方は、サービスページやコラムを先に読み、問い合わせる直前の最終確認としてトップページを見ます。トップページの見た目だけを作り込んで、実際に最初に読まれるページを放置したリニューアルは、たいてい成果につながりません。
検索エンジン向けの内部構造
タイトルや見出しの設計、内部リンク、検索エンジンに内容を正しく伝える構造化データまで、検索で評価されるための内部構造を実装します。これらはサイトの土台として組み込みます。公開後にプラグインで後付けする形は取りません。
自分たちで更新できる仕組み(CMS)
公開後に、お知らせや解決事例、コラムを自分たちで追加・修正できるよう、扱いやすいCMS(更新システム)で構築します。テキストや画像の差し替えなど通常の更新については、そのつど制作会社へ費用を払わずに済む状態にしておくことが、長く成果の出るホームページの条件だと考えています(機能追加やデザイン改修は別途お見積もりになります)。
受け皿が生きているかの確認
意外に思われるかもしれませんが、制作に入る前に最初に確認するのがここです。
実例
問い合わせフォームの通知が、半年間届いていなかった
相談の9割超が紹介という事務所で、Web改善のご相談をいただきました。最初に確認したのはアクセス数ではありません。フォームの動作です。送信通知が半年にわたって担当者に届いていない状態でした。紹介が中心だとWebの不具合に気づく機会がなく、流入を増やす前にやることが残っていた形です。
作り直すべきか、直して使えるかを先に知りたい方へ
今のサイトの構造・導線・検索での見つかり方を診断し、全面リニューアルが要るのか一部改修で足りるのかを30分でお伝えします。
業種別のホームページ制作
ひとくちに「士業のホームページ」と言っても、相談に来る人の悩みも、選ばれる理由も、業種によって大きく異なります。検索需要の大きさも同じではありません。「弁護士 ホームページ制作」は月900回検索されている一方、「社労士 ホームページ制作」は月20回です(検索データ分析ツールAhrefsによる推定検索数・日本・2026年7月時点)。私たちは業種ごとの相談動機と需要の実態を踏まえて、訴求と構成を設計します。
弁護士事務所のホームページ制作
弁護士へのご相談は、企業法務・離婚・相続・債務整理・労働問題など、分野によって相談者の状況も緊急度もまったく異なります。「離婚を考えている個人」と「顧問弁護士を探している経営者」では、求める情報も、安心できる伝え方も別物です。取扱分野ごとにページを分け、それぞれの相談者が「自分のための事務所だ」と感じられる構成にします。分野が大きく離れている場合は、1つのサイトに詰め込まず、分野ごとにサイトを分けたほうが伸びることもあります。冒頭の実例で約7倍の差が出たのも、この分け方の違いによるものです。
弁護士の広告表現には所属会の定めるルールがあります。表現設計の段階で形式面を確認し、判断が要る箇所は所属会への照会をご案内します。
※本解説は2026年7月時点の規程に基づくものです。広告可否の最終判断は、必ず所属の士業会にご確認ください。本章はマーケティング実務の観点からの整理(監修)であり、法的助言ではありません。
税理士事務所のホームページ制作
税理士事務所では、顧問契約・相続税・法人決算・個人事業主の確定申告など、対象とする顧客層によって打ち出すべき強みが変わります。「これから開業する個人事業主」と「顧問税理士の切り替えを検討している中小企業」では、響く言葉がまったく違います。先生が最も受けたい相談を軸に、領域別のページと料金の考え方を整理し、相談につながる構成にします。料金や対応範囲をあいまいにせず、相談前の不安を減らすことが、税理士のホームページでは特に重要です。
一方で検索の競争環境を見ると、税理士は他士業に比べて競合性の指標が低く出ています。「税理士 ホームページ制作」は月600回の検索に対し、Ahrefsの競合難易度は1(同・2026年7月時点)。需要の割に、まだ枠が空いている領域です。
司法書士・行政書士・社労士事務所のホームページ制作
司法書士(相続登記・商業登記・債務整理)、行政書士(許認可・在留資格・相続手続き)、社労士(労務顧問・助成金・就業規則)も、それぞれ相談者の入口となる分野が明確に分かれています。この3業種はホームページ制作そのものの検索需要が小さいため、サイト単体で集客を完結させるより、分野ごとの入口を整えたうえで検索や地図検索と組み合わせる設計が現実的です。専門分野が複数にまたがる事務所でも、入口を分けて整理することで、それぞれの相談を取りこぼさない構成にできます。
→ 司法書士の集客方法 行政書士の集客方法 社労士の集客方法
※本解説は2026年7月時点の規程に基づくものです。広告可否の最終判断は、必ず所属の士業会にご確認ください。本章はマーケティング実務の観点からの整理(監修)であり、法的助言ではありません。
制作の進め方
ホームページ制作を「何が起きているのか分からないまま、気づいたら完成していた」状態にはしません。各ステップで何を作り、何を確認していただくのかを最初に明示します。
1. 現状把握・設計 現在のサイトのアクセス状況、競合となる事務所、狙う相談分野を整理し、サイト全体の設計方針を決めます。 2. 構成・ワイヤー ページ構成と、各ページに何をどの順で載せるかの設計図(ワイヤーフレーム)を作成し、ご確認いただきます。 3. デザイン・実装 設計図をもとにデザインを起こし、CMSで実装します。検索エンジン向けの内部構造もこの段階で組み込みます。 4. 公開・計測設定 サイトを公開し、アクセス解析と問い合わせの計測を設定します。公開後に効果を測れる状態にして引き渡します。 5. 運用引き継ぎ 更新の方法をお伝えし、自分たちで運用できる状態を目指します。
各ステップでは、納品物・期間の目安・確認していただくポイントを事前にお渡しします。「いつ・何を・どこまで確認すればよいか」が分かる状態で進めるため、制作の途中で見えなくなることがありません。ブラックボックスにしないこと。それが私たちの制作の基本姿勢です。
設計の最初の段階では、同業の事務所のサイトを実際に何社か見て回ります。5社も見れば、実績数字や料金表のように「全社が載せているから相場として必要なもの」と、「1社しかやっていない空白」が同時に見えてきます。差別化は、この空白から作ります。
費用と期間の目安
費用と期間は、事務所の規模やページ数、求める集客の範囲によって変わります。あいまいにせず、考え方をお伝えします。
費用の考え方
初期の設計・制作費は、サイトの規模と要件により異なります。お問い合わせの際に、要件をうかがったうえでお見積もりをお出しします。制作のみで完了し、運用は自社で行う形も可能です。
公開後の運用・改善をご希望の場合は、月額での運用支援をご用意しています。これは当社のSEO支援と共通のメニューで、制作をご依頼いただいた事務所も、他社で制作したサイトをお持ちの事務所も、同じ体系でご利用いただけます。
| プラン | 月額 | 位置づけ |
|---|---|---|
| モニタリング | 150,000円 | 公開後の計測と月次の可視化を軸に、優先順位を決めながら進める |
| グロース | 200,000円 | 施策の実行量を増やし、コンテンツと改善を並行させる |
| フルサポート | 300,000円 | 複数分野・複数サイトを横断し、AI検索対応まで含めて広く動かす |
※表示価格はすべて税抜です。制作費は要件によって変わるため、サイト上で確定額をお約束することはいたしません。「何にいくらかかるのか」を、お見積もりの段階で明確にお伝えします。
期間の目安
公開までの期間は、ページ数や用意する原稿・素材の状況によって変わりますが、おおむね2〜4か月が目安です(当社の実績にもとづく目安であり、確約ではありません)。既存サイトのリニューアルか、新規制作かによっても変わります。スケジュールは初回のご相談時に、要件に沿ってお伝えします。
この支援を担当する人

炭田 一樹
株式会社サイダーストーリー 代表取締役
士業・専門家に特化したWebマーケティング支援を行っています。SEO・LLMO(生成AIの回答に取り上げられるための対策)・Web広告・ホームページ制作を、戦略の設計から実行まで一貫して担当します。毎月の作業内容と、その打ち手を選んだ根拠をそのままお渡しする進め方です。
最後は、自分たちで運用できるように
私たちは、ホームページを「作って引き渡したら終わり」とは考えていません。公開後に自分たちで更新でき、改善の手応えを自分たちで持てる状態。そこまでをひとつの仕事だと捉えています。
更新のたびに制作会社へ依頼しなければならない状態は、事務所にとって負担であり、サイトが止まる原因にもなります。私たちは、更新の方法を分かりやすくお伝えし、どこを直せば何が変わるのかが分かる状態にしてお渡しします。設計から制作までを引き受けつつ、最後は事務所が自分の足で運用できる状態を目指す。それが、長く成果を出し続けるホームページのあり方だと考えています。
まとめ
- 相談につながるかどうかは、見た目ではなく構造で決まります。同じ事務所が運営する2サイトで、構造の違いにより相談に至る率が約7倍変わった例があります(弁護士1事務所・2026年4月の実測。詳細は本文の実例をご覧ください)。
- 「見つかる」「選ばれる」「相談につながる」を分けて設計します。業種・分野ごとに相談動機が違うため、業種別に設計します。
- 進め方と費用を明示し、最後は自分たちで運用できる状態までお引き渡しします。
まずは、無料相談(30分)でサイトの現状を診断します。今あるホームページの何が相談につながっていないのか、どこから手をつければよいのかを、その場でお伝えします。
今のサイトの、どこを直せば相談が増えるかをお伝えします
構造・導線・検索での見つかり方を30分で診断します。全面リニューアルが不要と判断した場合は、その旨をお伝えします。
